トランジッションのスピード
スペインに来て最初に、プレッシャーの質や受ける場所が日本とは違うなと感じていて、最初はそのプレッシャーになかなか慣れないなと感じていた。
プレッシャーについてはまた違う記事で詳しく書こうと思っている。
一方、絶対に自分が海外でも絶対に通用する武器も見つけられた。
それはトランジッションのスピードだ。
以前紹介したように、トランジッションの種類は2つある。
- ポジティブトランジッション→守から攻
- ネガティヴトランジッション→攻から守
僕が通用すると感じたのは②のネガティブトランジッションのスピード。
やはり、これには国民性が大きく関係しているのではないかと僕は考えた。
性格的にも日本人は何事にも一生懸命で、それはトレーニング一つ一つを真剣に取り組む姿勢にも繋がっていると思う。
一方、スペインではトレーニングと試合のギャップは感じる。
試合になるとみんな目つきが変わる選手がほとんどで、トレーニングの時と試合の時ではまた違ったプレーになる。
以前別の記事でも書いたように、国民性や育ってきた環境、性格は間違いなくプレーに関係すると考えている。
実際に感じたトランジッションのスピードもまたスペインと日本のバックグランドなどが関係しているのかなと思う。(ただの僕の憶測)
僕は、
トランジッションのスピード=気持ちの切り替えのスピード だと思っている。
トランジッションの質(角度や方向性)を向上することは練習や経験値からしか上げることができないが、トランジッションのスピードは意識1つで変えることが出来ると僕は思っている。
emotional(感情的)な性格が多い海外の人達に比べ、感情をコントロールする事に長けている日本人はトランジションのスピードというのは大きな武器になると思う。
その分、気持ちがノリノリのときの海外の選手の好調ぶりも凄まじいけども、、、