筋膜とは??
今回僕が伺った『筋膜青山整体理学BODY』は筋膜リリース専門店です。
筋膜リリースって言葉は聞いたことありましたが、ネットでここのホームページを見つけるまでは筋膜とは何か無知だったし痛みの原因の一つになり得ることなど知りませんでした。
最近聞くようになった”筋膜リリース”と言う言葉、皆さんも聞いたことあるかもしれませんが「筋膜」についての知識を持っている人は少ないと思います。
これからの内容は自分で実際に調べたり、こちらの整体の先生に聞いたことです。
前回の記事にも軽く筋膜とは何か紹介しています。
筋膜は身体全身を覆っていいる薄い膜で繋がっていて、侵害受容器という痛みの刺激を受けとるセンサーが多く存在しています。
膜は一枚だけでなく確か何枚か重なっていて、その膜の間にヒアルロン酸が存在します。
そのヒアルロン酸は通常サラサラですが、粘り気が出るてのり状になると滑りが悪くなり筋膜が硬くなり痛みを引き起こす可能性が高くなると言うことです。
ではその筋膜の硬さの原因となるヒアルロン酸をどうやって正常の状態に戻すか?
それはわざと炎症を起こさせることです。それがここの治療法に当たるグリグリです。
筋膜の緊張をほぐすに当たって大事なポイントは一定の強さ、リズムで摩擦を起こす事です。
身体は大きく分けて四つの層に分けられると言います。
一番奥深い所から臓器、骨(骨格)、筋肉、筋膜です。
一般的な接骨院の治療はマッサージでありそのほとんどが押す動作になります。
押すような動きは大抵一番浅い筋膜の層を通り越して筋肉にアプローチしている事になります。
僕のようにグロインペイン症候群は治療法が確立してませんが、筋膜に問題がある場合も多いそうです。そういった一番浅い筋膜にアプローチするには摩るような動きが必要な訳です。
一番浅い層へのアプローチなので押す力自体はそれ程強くなくほとんどが痛いと感じませんが、それを摩る事によって筋膜の凝りが感知し痛いと感じます。
最初は痛いと感じていても、その筋膜の凝りが緩んでいくと段々と痛みがなくなっていきます。
筋膜リリースというとこれをイメージする人がほとんどだと思います。
施術中に一般的に筋膜リリースと言われているこのローラーは意味があるのか聞いてみました。「無意味ではないけど大きな効果は期待できない」と言われました。
理由は先程言った一定の強さ、リズムと条件が合わないためです。
そもそもなぜ筋膜の凝りは生まれるのでしょうか?
それはこれまでの怪我が関係しているようです。小さな怪我から大きな怪我、手術の有無などです。このような怪我によって必ずしも体に負担がかかっています。直接的なものでなくても、かばって歩くようなことがあれば筋膜の凝りの立派な原因になります。
先程も紹介したように接骨院の先生などは四つの層(臓器、骨、筋肉、筋膜)という考え方でどこの層に問題があるかをまず探ります。
怪我によって根本的な痛みの原因は変わります。
骨折や靭帯などの怪我などはそれ専用の治療が必要で筋膜リリースをした所で何も変わりません。
病院受診した方が良い場合のチェックリスト
- 患部が腫れて、熱を持っている
- 痛みや腫れで動かすことが困難
- 痛みで歩くことが困難
- 安静にしていても痛みが強い
- 安静にしていても痺れがある、あるいは痺れが強い
- 痛みや腫れが出現したきっかけが明確である(転んだ、ぶつけたなど)
などが挙げられています。
病院や先生によって効果に大きな差が出ますが、自分がどこの病院行った方が良いか正しい選択をすることも回復の大きな要素にもなります。