Diario de fútbol

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駆け引き⚽️

海外でプレーしていて一番驚いていることは、’’飛び込めない’’ことだ。

 

malicia(マリーシア)という言葉がぴったりだ。ポルトガル語で「ずる賢さ」という意味。

こっちの選手はギリギリの駆け引きをものすごく楽しんでいる感覚がある。これが海外と日本の一番の大きな違いだと思う。

 

日本でサッカーをしていて、こんな経験をしたことはないだろうか。

 

PKを真ん中に蹴ってコーチに怒られる。

また抜きをやヒールパスをしてコーチにプレーが軽いと怒られる。

ファウルをされて倒れたら、体が弱いと怒られる。(状況による)

ループシュートをして怒られる。

 

 

真面目な日本人はこういったプレーが嫌う傾向があると思う。僕も前まではそうだった。

 

ただ、海外ではこういったプレーが圧倒的に多い。引き出しが多くて次に何が起こるか予測できなく飛び込めなくなる。ただでさ日本人の僕はスペインの選手が何を考えてるのか理解できないのに、、

 

これらは彼らにとって、多くの引き出しのただ一つに過ぎない。

PKで例えると、右か左の1/2の確率よりも、真ん中を含んだ1/3の確率の方がGKは困る。真ん中どうこうの問題でなく、右左となんら変わりない立派な一つの選択肢だ。

 

 

ボールを保持していない時でも非常に駆け引きが上手い。わざと人を空けてそこにボールを出させて奪う意識が非常に高いこれは中盤の選手のみならず。インターセプト、カウンターの回数が多い理由もここにあると思う。

 

 

逆に攻撃側は、相手が誘ってわざと空けているのか、それとも本当に空いているのかを見極める力。ギリギリで相手が動いたら判断を変えれる能力。判断を変えた後の別のオプションを用意できている余裕と視野の広さ。特に僕は中盤の選手なのでこれを心がけてトレーニングしている。

 

トレーニング後は、日本よりも身体的な疲れはないが頭がとても疲れる。どんな状況でも細かな駆け引き常に存在する。

 

海外でプレーしていると特に、まだまだ自分の頭の中は幼いなと毎回痛感させられてます。