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ファーストタッチが次のプレーを決める

ファーストタッチの重要性を海外に来てとても痛感する。

 

 

ボールの置き所によって次のプレーが左右するし、いくら次のプレーのアイディアをも持っていてもファーストタッチをミスってしまっては、プレーの幅が自然と狭まってしまう。

 

 

 

『ファーストタッチ』と大きく呼ばれるが、ファーストタッチの中でも幾つか分類分けをすることが出来る。

 

  1. 相手を引きつける誘いのファーストタッチ
  2. パスコースを作るファーストタッチ
  3. 時間を作るファーストタッチ
  4. 相手をかわすファーストタッチ

 

 

 

どのファーストタッチにも共通していることは、当たり前だが次のプレーが行われる(2タッチ目がある)ということであり、次のプレーに続くということ。ダイレクトプレーではない。

 

 

大事なのは、今自分が行ったファーストタッチがどの分類に当たるものなのか、自分で把握しているかどうかだ。

 

 

前回書いたようにサッカーはなんとなくではプレーできない。自分が行っている一つ一つの動作に理由がなければならない。

 

 

どの分類のファーストタッチをした方によって、ボールのベストな置き所がわかってくる。

 

 

スペインのユース年代の育成では、ボールを遠い足で止めるトレーニングを取り入れて、両足でボールを扱える矯正をする。

 

 

僕も中盤をプレーしていて、右からきたボールを右足で止めるのと、左足で止めるのではプレーの幅が圧倒的に変わる。左足を使った時の方が選択肢が広がり、視野の確保もしやすくなる。体の状態をオープン(広く)に構えられる。

 

 

 

ファーストタッチこそが次のプレーの選択肢の幅を増やし、次のプレーのスムーズさを決める鍵になっている。