Diario de fútbol

サッカーメインに書いてます

観る>見る

日本語、英語、スペイン語、僕が知っている全ての言語に二つの「みる」が存在する。

他の言語もあるのか分かりませんが、、、

 

二つの「みる」の違いを辞書ではこう書いてある。

 

見る: 意識せずにも、色や形が視界にあった状況 (to see🇬🇧、ver🇪🇸)

観る: 意識して視界に入れた状況 (to look🇬🇧、mirar🇪🇸)

 

 

サッカーで必要な能力は間違いなく「観る」能力。

 

前の記事でも紹介したが、サッカーは一秒ずつに全く違う状況になりうる。ボールが来る前に周りを観て確認した状況と、ボールが自分のところに到達した時の状況はまた違う。

 

 

この間のインタビューで久保くんがこんなことを言っていた。

 

 

「技術があっても、周りの状況を把握していなければ自分のプレーに自信を持ってプレーすることが出来ない。周りの状況を把握した上で、自分の選択に自信が持ててはじめて自分の力が発揮できる。」

 

 

全くその通りだと思う。

 

 

特にトップレベルの中盤の選手の試合を観ていても、常に周りを観察しているのがよくわかる。

 

 

育成年代で言われる、’’首をふれ’’という表現はやめたほうがいいと思う。コーチに言われた事をただやるだけになってしまう。大事なのは首を振ってなにを観察するか、そして自分がプレーするにあたって優位になる状況を吸収できるか。

 

 

周りを観て状況を把握するということは、自分のプレーを表現できる最低限の条件なのである。