Diario de fútbol

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スイッチを入れれる選手

 

正解のないサッカーにおいて良い選手や良いプレーを一言でまとめることは不可能である。

唯一定義付け出来るプレーがあるとすれば結果に繋がったプレーの他ないだろう。

 

 

 

ただ個人的にプレーをしていて感じたことは、自分が上手い攻守どちらにおいてもスイッチを入れれるプレーヤーは、良い選手である一つの要素であると思った。

 

 

 

まずサッカーにおいてのスイッチとは何なのか?

 

 

それは一人の選手の一つのプレーで、相手選手含めた残りの21人の選手の意識が変わるアクションのことを指すと言えると思う。

 

 

まず最初に攻撃の場合で考えてみよう。

 

例えば、攻撃側がボールを保持していく中でFWへ速い縦パスが入ったとする。

 

 

この時の相手DFの心理として

 

『ヤバイ、真ん中にパスを通されてしまった』

『ピンチだ、間(ギャップを急いでしめなければならない』  と自然となるだろう。

 

 

 

一方ボール保持をしている攻撃側の心理は縦パスが入ったことで

 

『チャンスだ、人数をかけるタイミングだな』

『スピードアップのタイミングだ』             と感じる。

 

 

 

一つのプレーによって味方10人の意識が統一され、相手ディフェンダー11人が危険を感じる。これが攻撃で言えるスイッチを入れるプレーになると思う。

 

 

 

では守備の場合はどうか。チームとして守備でまず意識することは、どこでいつボールを奪うかが大前提になる。

 

 

この二つを示してくれるプレーが守備のいうスイッチになり得ると言える。

 

 

それはプレーだけでなく最終ラインからのコーチングの声なのかもしれないし、FWがコースを限定しながらプレッシャーに行くことで、いつとどこでにあたる方向づけにあたるスプリントなのかもしれない。

 

 

いずれも守備をする上での一つのスイッチになるだろう。

 

 

こういったスイッチを入れれるプレーというのは、チームにとっての一つのメッセージになり、コーチングや”声”のみならずアクションによって他の選手を動かせる。