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スパニッシュサッカーの守備への偏見

 

以前、スペインサッカーのステレオタイプについて記事をかいた。

 

 

『必ずしも毎回ボールポゼッションを行うわけではない』ということについてだ。

 *毎週、試合によって戦術は大幅に変化する

 

 

こういった間違ったスペインサッカーへの理解は攻撃のみならず、守備に対してもある。

 

 

ラ・リーガは守備が緩いリーグ』と言われることも多く、スペインサッカーの守備はあまり良くないイメージを持つ人も少なくないと思うが、実際にプレーしていて僕個人はそんな風には感じない。

 

 

確かに、守備の戦術としてリトリートを使うチームが多く、相手のゴール前までかけるハイプレスをするチームは少ないが

 

 

決してリトリート=緩い守備という訳ではない。

 

 

ゴール前や自分達が守るゾーンに侵入してきた時のボールに寄せる一歩がとても速く、球際は間違いなく日本よりも激しい。

 

 

 

相手が背中を向けている時、バックパスをした時のラインの押し上げもとてもコンパクト。