挫折から学んだこと
’’これから海外でサッカー留学をしたい!’’
と考えている人は少なくないと思います。そこで自分の経験から気をつけた方が良いことや、事前にやっておいた方がいいことを紹介したいと思います。あくまで僕のはスペインのケースです。僕からのアドバイスは2つあります。
➀VISAは海外に行く前に事前に取得しておくこと。
②言語を勉強しておく事。
僕が現在バルセロナのCFA Espluguencに加入に至るまでの道のりを書きながら、なぜかを説明します。
スペインのシーズンはリーグによって多少前後しますが、9月頃〜5月後半までです。シーズンが始まる前に7月後半から8月にかけてプリシーズンがあり練習試合が多く組まれているので、その頃がベストなタイミングだろうということで、7月にバレンシアで2チーム、8月にバルセロナで1チームトライアウトを受けにいきました。
結果は幸運にも3チーム全て合格をもらい1番レベルの高かった現在のCFA Espluguenc(バルセロナ)を選んだ訳です、、、
しかし、僕の大きな失態はVISAを取得していなかったこと。
ではなぜ取得してこなかったか?
それはチームに受からなかったことに保険をかけて、入るチームがないままスペインに滞在しなければいけない事を恐れていたからです。
これが後に負の連鎖の始まりになります。
9月に帰国し、それからVISAに必要な書類収集や大使館に申請して実際に発行されるまで最低でも2ヶ月はかかります。
それから僕は11月にスペインに戻り。サインをしに行ったところ、遅すぎたせいか別の選手を補強をしたので今はもう必要ないと追い返されました。
それからは怒涛の日々です。
別のチームのトライアウト中に怪我で離脱。
復帰後は入るはずだったCFA Espluguencが思うような結果がでてなかったからか、もう一度サインのオファー。
サイン前日に監督解任。もう一度トライアウトの受け直し。
合格をもらいようやくサイン!です。
海外では実際にサインをするまで何が起きるか分かりません。自分より上手い選手がいればとるし完全実力社会です。少なくとも僕が知っている日本人選手も似たような経験をしている人を知っています。口約束は信じていけません。
これをみたら分かる通り事の発端はVISAです。
ただでさえ、こちらに着いてからも住民登録、メディカルチェック、NIEの申請などプレーするためのややこしい準備が沢山残っていてすぐにプレーできる訳ではありません。
VISAは事前に取得し準備してから海外に行くのを強くおすすめします!
さて次は言語です。
言語はコミュニケーションを取る上で大事なツールになります。いきなり上達するものでもないですが自己紹介ぐらいは話せないと自分が困ります。
日を改めて海外でサッカーをすることの難しさについて書こうと思いますが、言葉の壁というものは非常に厚く、言語が理由で海外挑戦を諦める選手は死ぬほどいます。
単純に考えて、同じぐらいのレベルの選手で言語が理解できる選手とできない選手がいたとしたら、監督が獲得する方は明白でしょう。その分、プレーのみで違いを生んで表現しなければならないということです。
僕からのアドバイスは以上です!
最後まで購読ありがとうございます。