Diario de fútbol

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タイミング

ボールを使うスポーツ全てにタイミングは関係すると思う。

 

例を挙げるとテニス、卓球、野球なんかは典型的なタイミングが大事なスポーツだろう。いくら素振りを練習してフォームが綺麗でもタイミングが合わなければ元も子もない。

 

勿論サッカーにもタイミングは存在する。人それぞれ違う感性を持つ人と人とのタイミング。とボールに合わせるタイミング。この"タイミング"こそがサッカーにおいて大事な要素だと僕は考える。

 

海外でプレーしていても、試合を観ても日本のサッカーとタイミングへの捉え方に差があると感じた。

 

比較的、日本のサッカーは実際にプレーしていても、いいランが起こってそれに気付いても、’’ごめん’’とやり直す場面が多い。見えているのに出せない、それは動き出すタイミングが"はやすぎる"ことが多いのではないか。

 

 

一方欧米のサッカーは日本のサッカーに比べて動き出しのタイミングが"遅い"。

遅いというよりか、少し遅らせているといった表現の方が正しいのかもしれない。サボっていたからではなく、走り出す選手があえて選択して実行していることだ。

 

 

1つの合図としては、ボールホルダーがトラップをして顔を上げて目があってからが動きだしのタイミング。いくら裏にスペースが空いていたとしたってボールホルダーが蹴れない状態であればそのランニングは無になる(スペースを空けるためのおとりのランや相手のラインを下げる狙いのあったランは例外)。

 

特にこのタイミングの測り方はバルセロナのスアレスなんかが抜群に上手い。

 

 

ボールホルダーが蹴れる状態の時にアクションを起こすからこそ、そこで初めてボールを引き出せることが可能になる。

 

 

このタイミングで動き出すことで、いつでも蹴る準備ができているボールホルダーは、急に動き出しを変えられてもそれに適応し、判断を変えることができる。

 

 

動き出しが早く、ボールホルダーが急いだ状態で出す場合は、急に動き出しを変えられてもボールホルダーは判断を変えれない。


タイミングが命である