Diario de fútbol

サッカーメインに書いてます

厚み、深さ、角度を意識する

サッカーは選手一人一人のポジショニングが鍵を握る。 それはボールも持っている時に限らず、オフザボールの時も同じことが言える。 ボールを動かす上でグランドを広く使えと言われるが、それを言い換えれば厚み、深さ、角度を十分にとれという事だ。 厚み=…

ファーストタッチが次のプレーを決める

ファーストタッチの重要性を海外に来てとても痛感する。 ボールの置き所によって次のプレーが左右するし、いくら次のプレーのアイディアをも持っていてもファーストタッチをミスってしまっては、プレーの幅が自然と狭まってしまう。 『ファーストタッチ』と…

日本人の強み

ラ・リーガの試合を観ていても実際にプレーしていてもスペインサッカーのレベルが高いのは言うまでもなく、日本人に持ってない能力を多く持ち合わせている。 今までの記事はそういった日本にない海外のとの違いや長所を多く紹介してきたが、海外でプレーして…

技術が先か戦術が先か

’’技術が先か戦術が先か’’この論争はここ最近よくサッカー関係者の中でも多く繰り広げられている。 僕の答えは絶対的に技術が先。 理由は幾つかある。 一つ目は、育成年代をみてみると最初に戦術を教えることは、サッカー脳の発達的にまだ未熟なため、教える…

管理されてた環境から管理する環境へ

私たち日本人は、常に何処かのグループに所属していることが多い。 サッカーチームや学校など。自分が何処かに所属していることで、自分が何者なのかがハッキリする。 どこかに所属するということは必然的にルールが存在する。学生だったら、毎日朝決まった…

相手の動きを止める

前回の記事ではドリブラーの種類、特にアクションとリアクションについて書いた。 今回書く内容もそのアクション、リアクションが大きく関係してる。 突然だが皆さんは「ネズミとネコ」と言う鬼ごっこの遊びをしたことはありますか? ネズミとネコ まず二人…

リアクションで抜くドリブラーは試合では重宝されない

サッカーが生まれてから今日まで常にサッカーは変化してきたが、普遍的なものもある。 今回はそんな長いサッカーの歴史から見ても、大事にされてきた’’ドリブラー’’について書いていきたい。 僕は決してドリブラーの選手ではないが、今までのサッカー人生で…

感覚的プレー

前回記事で「みる」ことについて書いたと思う。 相手の状態、グラウンドの状況をよく観察したうえで判断を決める。 それとはまた違った感覚的なプレーが必要な時がある。 では感覚的プレーとまずどんなプレーを指すのか?? 言語化するのは少し難しいが、こ…

ファウルの捉え方

行為的なファウルはスポーツマンシップに反すると特に日本では叩かれることが多いだろう。 間違いなくファウルをせずに相手を止めれるDFの方が能力的には上だろう。 今まで自分は大事な場面でファウルをされたら相手選手に詰め寄っていた。ただ、スペインに…

同じ事を行う難しさ

サッカー選手に限らず全てのスポーツ選手に『コンディション』が関係している。 直近の勝負はもちろん、長期的な過密日程でも最高なパフォーマンスを発揮するために体のケアや食事を管理し、あらゆる準備をする。 波の激しい一発屋の選手は重宝されにくい。 …

シンプル

スポーツ選手はそのスポーツだけをやっていれば良い訳では無いと思う。 勉強もするべきだし、性格的な部分もスポーツマンなら必ず問われる。 高校の時にお世話になった本田監督は、よく指導中にプレー中の動作を別のものに例えたり、違うスポーツからヒント…

日本はボールを’’蹴る’’回数が少ない

日本は他の国に比べて練習量が圧倒的に多い国だと思う。 海外の監督から見ても日本の選手は、足先の技術が高い選手が多いといった印象は持っているようだ。 今回僕が伝えたい’’ボールを蹴る回数’’というのは、ボールタッチのようなボールを触る回数ではなく…

ポジショニングどり

サッカーは"生き物"であると唱える指導者がいる。 このスポーツは野球などとは違い、攻守が激しく入れ替りプレーが完全に止まることは前後半のキックオフと点が入った時だけだ。 スローインやフリーキックなどのセットプレーで、例えボールが静止した状態で…

海外で新型コロナウイルスによって感じたこと

今回はサッカーとは少し離れるが、今世界中で問題になっている新型コロナウイルスによって僕が実際にスペインで経験した事を書こうと思う。 3月23日時点での推計によると、スペインの新型コロナ感染者の数は33,089人。 今はお店はスーパーと薬局しか開いてい…

観る>見る

日本語、英語、スペイン語、僕が知っている全ての言語に二つの「みる」が存在する。 他の言語もあるのか分かりませんが、、、 二つの「みる」の違いを辞書ではこう書いてある。 見る: 意識せずにも、色や形が視界にあった状況 (to see、ver) 観る: 意識…

偽SBの働き

最近よく聞く偽SBという言葉。 ポジション多様化が進んでいる近年、自分のポジション意外であってもこの役割を無視することは出来ないだろう。 この偽SBと呼ばれるものを生んだのは、現マンC監督のペップグアルディオラである。その理由を今回は説明したい。…

ポジショナルプレー

前回は1つ目の考え方"パワーフットボール"について自分なりの考えを紹介した。 今回はもう1つの考え方"ポジショナルプレー"について書こうと思う。 そもそも最近よく聞くポジショナルプレーとはどういう意味なのか。 語源はチェスの世界で、攻守問わずピッ…

パワーフットボール

他のスポーツについて詳しいわけではないが、監督がこれ程頻繁に解任や就任されたりするスポーツはサッカー以外に他ないと思う。 サッカーは監督によってまるで別のチームになり生まれ変わる。 以前にマンチェスターUで起きた監督辞任を促すデモが起きたのも…

5レーン理論

今や「5レーン理論」という言葉を無視してサッカーを語ることは不可能だろう。 言葉通りグラウンドを縦に5等分し、それぞれのポジショニングやタスクの範囲を分かりやすく分割したものである。 今回、この5レーンの中でも最も大事であるハーフスペース(イン…

サッカーとトレンド

ファッションには面白いことに毎年’’トレンド’’があり、以前まで良いとされていたものがカッコいいと思われなくなったり、ダサいと思われていたものがかっこいいと言われたりする。 そして一周回って、また何年後かに同じトレンドがやってくるのです。面白く…

スポーツと文化の関係性

どうやってもスポーツとその国の文化や価値観はきっても切り離せないものだと思う。 なぜ柔道や剣道は日本が強くて、サッカーやラグビーはイングランドが強いのか? それはそのスポーツが生まれた背景にその国の文化や考え方が反映されているからだと僕は考…

タイミング

ボールを使うスポーツ全てにタイミングは関係すると思う。 例を挙げるとテニス、卓球、野球なんかは典型的なタイミングが大事なスポーツだろう。いくら素振りを練習してフォームが綺麗でもタイミングが合わなければ元も子もない。 勿論サッカーにもタイミン…

言語化

日本語は難しく抽象的な表現が多いため、その分監督やコーチングの指示も抽象的な表現になりやすいと思う。 分かりやすく例を挙げると、サッカーをやっている人なら誰しも ’’ボールを貰う前にいい準備をしろ!’’ と言われたことがあると思う。 ここで問題な…

駆け引き⚽️

海外でプレーしていて一番驚いていることは、’’飛び込めない’’ことだ。 malicia(マリーシア)という言葉がぴったりだ。ポルトガル語で「ずる賢さ」という意味。 こっちの選手はギリギリの駆け引きをものすごく楽しんでいる感覚がある。これが海外と日本の一…

サッカー留学リアルなトライアウト情報

僕自身あまり緊張するタイプではないですが、トライアウト前に遠く離れた日本の友達に緊張をほぐすため電話したのを今でも覚えています。 選手はチームがなければプレーすることができないので、、、 僕がトライアウト中に感じた事は、アジア人はなめられて…

挫折から学んだこと

’’これから海外でサッカー留学をしたい!’’ と考えている人は少なくないと思います。そこで自分の経験から気をつけた方が良いことや、事前にやっておいた方がいいことを紹介したいと思います。あくまで僕のはスペインのケースです。僕からのアドバイスは2つ…

Blog開設

「 何か新しいことに挑戦したい 」 そういう思いから今回blogを始めることをやっと決意することが出来ました。 以前からやってみよう!と思っていましたが、なかなか決断できずにいたので、今回このように行動に移せて嬉しい限りです。 blog初心者ですが、自…